初雁公園（川越市郭町）で11月3日、50を超えるアンティーク、クラフト、フードなどのショップが集まるマーケット「KODAWARIのいと」が開催される。

「KODAWARIのいと」過去開催時の様子

　「人が集まり交流することで、刺激し合い、生み出し、共感し合えることができる、そうした場所をつくりたい」という思いから始まった同イベントは今回が3回目。「こだわりを持ち、選ばれ、つくられたモノが並ぶこの場所で、つくる人の思いや時間を感じ、気持ちの良い刺激や喜びなどを感じていただくことで、何か少しでも気付きを得ることができれば」と実行委員会の住吉さんは言う。

　「会場には、それぞれの出店者がこだわりを持って創ったものやセレクトしたものが並んでいる。その一つ一つを楽しみながら、尊重し合う仲間との絆や人と人とのつながり、いろいろな生き方への共感など、目には見えないことの大切さにも目を向けていただければ」とも。

　コロナ禍で人が多く集まるイベントは続々中止となっている今、地元を元気にし、活性化につながる今回のようなイベントは久しぶりの開催となる。「開催に当たっては難しい決断もあったが、多くの人々の支援に後押しされ、開催できることに感謝したい」と住吉さんは話す。

　「新型コロナウイルス感染対策を取ったうえで、来場の皆さまや出店の皆さまと楽しく過ごせるようにと考えている。この場を通してたくさんの良いエネルギーを感じていただき、心が豊かになる一日を過ごしていただければ」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は10時～16時。雨天時は11月4日に順延。