ウェスタ川越（川越市新宿町）多目的ホールで1月22日、「かわごえビジネスプラン発表会2022」が開催された。主催は川越商工会議所、川越市。

「かわごえビジネスプラン」発表会2022

　川越を舞台に新たな事業の芽を応援していく同イベント。昨年はオンラインでの開催となったが、今回はリアルでのイベント開催となった。5年目を迎えた同イベントは毎年、川越の資源を活用したIT、アート、教育、まちづくりなど、さまざまなテーマで展開している新規創業者が新たな事業アイデアについてプレゼンテーションを行う。

　今回は、大島寛子さん（＝着物レンタル・リサイクル着物の販売・着付けレッスン・イベント企画）、荻島敬佑さん（＝スイミング用アプリ開発・販売）、西澤賢治さんと笹井栄伸さん（＝在宅診療専門診療所の開設）、津久井悠生さん（＝SDGs教育プログラム開発・イベント実施）が発表した。

　発表後に審査員と来場者による投票を行った結果、今年の最優秀賞は「あかね訪問診療クリニック」西澤さんと笹井さんが選ばれた。優秀賞は「ワンバレット」津久井さん。西澤さんは「困っている方たちの中継役になれれば」、津久井さんは「今日頂いた講評を元に頑張っていきたい」と、それぞれ話した。

　授賞式を終え、「初めての経験だったが、勉強になった」（大島さん）、「皆さん、素晴らしかった」（荻島さん）、「弊社の活動は川越を盛り上げていく事。今後とも川越のために尽力していきたい」（津久井さん）、「川越で困っている方たちに、少しでも多くの方たちの目が届くことを祈っている。僕らはその手伝いをしていきたい」（西澤さん）、「患者さんと近い距離で深い関係を築き、より良い生活を送れるようにサポートしていきたい」（笹井さん）と、それぞれ感想を口にした。