川越青年会議所が9月29日から、川越のシンボル「時の鐘」をモチーフにしたキャラクター「時の鐘美」のコスチューム制作費の支援金13万円をクラウドファンディングで募集している。

　同キャラクターはSDGsの5番「ジェンダー平等を実現しよう」の概念の下、同会議所が創作。SDGsの啓発と川越で活躍する女性を応援したいという思いが込められている。4月にSNSを中心に行った名称募集では、5歳～80歳の計465票の応募があり、その中から「時の鐘美（ときのかねみ）」に決まった。頭が鐘楼の形で、グローブとコスチュームのピンクは川越の桜の色を表現。ブーツの赤は川越の名産品であるサツマイモの「紅赤」の色。着物を仕立て「本格的な」マスコットキャラクターを制作するという。

　クラウドファンディングを選んだ理由について、同会議所の広報担当者は「より多くの人に私たち青年会議所の運動と、このキャラクターが作られた意図を知ってもらうため、支援者を募る形になった」と話す。コスチュームは、11月21日にウニクス川越で開催される「お芋Festival2021」でお披露目される。クラウドファンディング支援者には、サンクスメールと活動報告を行うほか、同イベントで時の鐘美と2ショット撮影ができる。

　募集期間は10月19日23時まで。