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COEDO KAWAGOE F.C、地元高校生をビジネススクールに受け入れ 未来の事業家へ期待

(左から)有田和生社長(COEDO KAWAGOE F.C)、地元高校生、中島涼輔取締役(COEDO KAWAGOE F.C)

(左から)有田和生社長(COEDO KAWAGOE F.C)、地元高校生、中島涼輔取締役(COEDO KAWAGOE F.C)

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COEDO KAWAGOE F.Cが主催するビジネススクール「COEDO SPORTS COLLEGE」が10月、スポーツ事業を通して将来の事業家を育てるため、城北埼玉高校(川越市古市場)の生徒11人を受け入れた。

COEDO SPORTS COLLEGEと城北埼玉高校

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 「COEDO SPORTS COLLEGE」は今年夏に第1回が開催され、今回が2回目。同スクールでは、講義だけでなく参加者が同クラブを通して事業を計画し実行するまでを実践しており、第1回は社会人経験者のみを対象に開いた。しかし、同クラブが掲げるミッション「川越に夢と感動を創出し続け、100年続くクラブへ」を遂行する中で、次世代を担う高校生に参加してもらうことで、より意義のあるスクールになると考えたという。

 同校フロンティアコースカリキュラムマネージャーの内野正幸さんは「フロンティアコースでは、社会的課題の解決に関して実践を通して学んでいってほしいと思っています。授業では体験できないリアルな社会人との関わりの中で、将来に向けて少しでも刺激になる体験ができれば」と期待を込める。

オンラインでの講座を受け始めた同高生の後藤慶さんは「サッカーが好きで、クラブ経営にも興味があった。今回のスクールでいろいろと勉強したい」、同じく徳田一京さんは「マーケティングに興味があったので実践的な学びができたら」と、それぞれ話す。将来について、北條琉人さんは「COEDO KAWAGOE F.C同様、地域を盛り上げられるような人材になりたい」、中島拓泰さんは「いろいろな人から学び、社会貢献ができるような大人になりたい」と意気込みを見せる。

 同クラブの取締役の中島涼輔さんは「今回のスクールを通して、学校の勉強だけではない、いろいろな人生の可能性を見つけ出してほしい」と話す。

 同スクールは10月5日~2022年1月25日で、事業計画を策定して終了する。

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