埼玉県川越総合卸売市場（川越市大袋）で市場開設30周年の夏祭りが8月の毎週土曜に開催される。埼玉県内の和太鼓団体が演舞も披露する。

　毎年開催している同施設での夏祭り。今年は市場開設30周年にも当たり、さまざまなイベントを予定する。週ごとに埼玉県内で活動する和太鼓団体が演奏を披露する。

　8月5日は、1995（平成7）年に航空自衛隊入間基地の隊員のみで結成された和太鼓団体「入間修武太鼓」、2005（平成17）年6月に発足し、男子校ならではの力強さと、観客を楽しませる先進的な和太鼓演奏で全国大会11回出場を誇る城西大学付属川越高校 和太鼓「欅（けやき）」。12日は、2015（平成27）年に結成し、主に埼玉県内で活動している女性5人の和太鼓チーム「双鼓～niko～」、2003（平成15）年から小江戸川越を中心に活動している「和太鼓響」。19日は、狭山市で2004（平成16）年に発足し子どもも大人も演奏する「狭山グリーン太鼓」、1993（平成5）年に発足し、幼児から大人まで幅広い世代の会員約70人が在籍する「川越ふじ太鼓」。最終日の26日には、江戸時代に舟運でにぎわっていた川越新河岸地区の伝統を守る「新河岸太鼓」、1995（平成7）年に新座市で発足し太鼓を楽しむ「和太鼓どどん」が演奏する。

　当日は、5店のスタンプを集めると旬の果物やマグロ、肉などが当たる抽選会に参加できるスタンプラリーや、じゃんけん大会、「模擬競り」も開催。小学生以下の子ども全員に冷たい飲み物を無料で提供する。

　幹事団体の新河岸太鼓・代表の松本修一さんは「川越の食の玄関口から元気を届けたいと、各和太鼓団体張り切っている。少しでも川越経済活性化の役に立てれば」と意気込みを見せる。

　開催日は8月5日・12日・19日・26日の4日間。スタンプラリーは8時30分～11時30分。和太鼓演奏は8時30分～、9時～。