親子で段ボールの打楽器を作って演奏するイベント「親子で作ろう!ダンボールカホンde大合奏」が7月17日、ウエスタ川越(川越市新宿町1)の活動室3で開催された。主催は川越のドラム専門音楽教室「カワゴエドラムクラブ」。
当日は、17組の小学生とその保護者が、手でたたく木製の打楽器「カホン」を段ボールで作る工作にチャレンジ。テープで貼って組み立てる作業では、苦戦している子どもに保護者や周囲の年長者が手を貸しながら完成させた。
楽器が全員完成したら、簡単にたたき方やリズムをレクチャーして一緒に演奏。後半には、同教室が4月から開いている「4回でマスター! みんなで学べる打楽器体験講座」で学んだ打楽器隊が登場。サンバなどで使われる本物の打楽器で、「音楽教室Flugel(フリューゲル)」(脇田本町)の指導者・岡本さと子さんのピアノ伴奏に合わせ、「風になりたい」を披露。最後には、段ボールカホン隊と打楽器隊が一緒になり「Boom!」を合奏した。
カワゴエドラムクラブ代表で講師の島野和樹さんは「集団で打楽器を演奏する楽しさを知ってもらいたいと思い、このイベントを企画した。音楽の楽しみの一つは、人と一緒にアンサンブルすること。打楽器は比較的簡単にアンサンブルを楽しむことができる。コロナ禍も収束の兆しが見え、人と人で何かをするイベントが増えていくことを願っている」と話す。
「4回でマスター! みんなで学べる打楽器体験講座」の受講者は、7月29日の百万灯夏まつりで一番街商店街のダンスパフォーマンスにも出演予定。