ウェスタ川越で「春一番コンサート」 プロと障がい者バンドのコラボ演奏

昨年の様子

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 ウェスタ川越大ホール(川越市新宿町)で3月10日、「川越春一番コンサート2018」が開かれる。主催は川越いもの子作業所。

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 テーマは「障がいのある人が安心して働き暮らせる街は、災害に強い街」。障がい者への理解を深め、災害に強い街づくりにつなげることを目的としている。

 リズム&演歌のロックバンド「怒髪天(ど・はつ・てん)」、2013年「さよなら大好きだったよ」でメジャーデビューした3人組ポップバンド「ケラケラ」、同作業所で結成されたロックバンド「IMO(アイエムオー)楽団」が出演し、歌・ダンス・演奏を披露する。

 同作業所は、「川越市にひとりぼっちの障がい者をださない」「成人期、障がいのある人も、地域の中で発達・成長できる社会を目指す」などの理念を掲げ1987(昭和62)年に発足。障がい者が木工やアルミ缶のリサイクル作業、食品製造などの仕事に取り組んでいる。芸術活動を行うIMOを2013年から始め、同楽団は「障がいのある人の思いをロックで綴(つづ)るバンド」として活動している。

 担当者は「プロの力を借りて、障がいある仲間が歌い、踊り、奏でるコンサート。障がいという垣根を越えたステージを楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 12時開場、13時開演。チケット料金は、大人=4,000円(前売り3,500円)、障がい者・子ども=3,500円(前売り3,000円)。チケットぴあ、ウェスタ川越、川越いもの子作業所で販売する。

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