川越まつりのお囃子とブラジルのサンバが共演

祭囃しとサンバで盛り上がる会場

祭囃しとサンバで盛り上がる会場

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カフェギャラリー茶陶苑(川越市仲町)で10月11日、「囃子(はやし)・ミーツ・サンバ2015」が開催された。川越まつりを1週間後に控え、市内ではお囃子を練習する音が聞こえてくる中、会場ではブラジルのサンバが交じり合うユニークな空間になった。

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同イベントは今回で12回目。昨年11月に川越の囃子を率いて行われたブラジル公演の再演。

川越出身でパット・メセニーやマリア・クレウーザなどの有名ミュージシャンとの共演で知られるドラマーの吉田和雄さんを中心に、今年メジャーデビューを控えるケイシー・コスタさん(ボーカルとギター)、本場トリニダード・トバゴで活躍する山田園恵さん(スティール・パン)、トキオ・ボッサ・トリオの山田幸洋さん(ベース)、「素戔鳴尊((すさのおのみこと)の山車」(西小仙波町)の竹生会囃子連が川越まつりの囃子と舞を繰り広げた。

「トリステーザ」「ブラジルの水彩画」などの名曲、アンコールには「マシュケナダ」が演奏され、ブラジル音楽と川越のお囃子の共演で、会場に集まった観客170人を魅了した。

主催者の吉田さんは「今回が一番良かったという評価を多くの方から頂いた。囃子と洋楽の共演に課題は多いが毎回少しずつ解決しており、その成果が表れてきた」と話す。

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