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川越・一番街に「炭焼き親子丼マルヤ」 蔵を和モダンにリノベーション

炭焼き親子丼(もも肉)

炭焼き親子丼(もも肉)

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 川越の一番街商店街(川越市元町)の蔵造りの建物に9月9日、「炭焼き親子丼MARUYA(マルヤ)」がオープンした。同建物内には、つぼ焼き芋の店「COEDO HACHI(コエド ハチ)」と焼き鳥店「炭火と農作 鳥もと」も移転した。

川越・一番街に「炭焼き親子丼マルヤ」

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 同建物は、3月21日まで亀屋元町店(現在は「時の鐘店」として幸町に移転)が営業していた築300年を超える蔵造りの建物。連雀町で営業していた「COEDO HACHI」「鳥もと」を経営する「08(ゼロハチ)」が、空き店舗となった同建物をリノベーション。和モダンの空間に生まれ変わった。建物入り口付近にCOEDO HACHI、奥でMARUYAが営業。夜はMARUYAと同じ場所で「鳥もと」が営業する。

 メニューは「炭焼き親子丼(もも肉)」(1,300円)、「炭焼き親子丼(むね肉)」(1,200円)、「鳥もつ入り炭焼き親子丼(もも肉・むね肉・鳥もつ)」(1,500円)など。親子丼には漬物とスープが付く。肉は炭で一度軽く炙(あぶ)ってから調理した「炭の風味が特徴」だという親子丼。真ん中に「たかはしたまご」(日高市)の卵黄を落とし、焼き鳥のタレをかける。

 08の社長で店主の本橋祐一さんは、出店のきっかけについて、「ずっと一番街に出店したいと思っていた。自分が川越に関わるようになってから、9月9日でちょうど10年。タイミング良く川越らしい建物が見つかり出店を決めた」と話す。「親子丼は、鳥もとのまかない料理や一部の常連に特別に出していて好評だった。この機会にランチで、おいしい親子丼を提供したいと考えていた」とも。「観光客が楽しめる場所の一つとして、川越の良さは残しつつ、新しい形で川越を盛り上げていけたら。昼にも夜にも遊びに来てほしい」と呼びかける。

 建物奥にある庭は現在テラスに改装中。テラス完成後は、複合型商業施設「蔵の街てらす」としてオープン予定。テラス内には期間限定ショップも出店する。2階には10月1日、川越のサッカーチーム「COEDO KAWAGOE F.C」の本社事務所も移転予定。

 営業時間は、MARUYA=11時~15時(無くなり次第終了。月曜定休)、COEDO HACHI=11時~17時、鳥もと=17時~22時(土曜のみ2部制で16時30分~19時、19時30分~22時。日曜・月曜定休)。

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