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川越でジョイフル寄席「落語者達」 三遊亭鬼丸さんら真打ち5人が競演

落語者達(らくもんず)。(左から)柳家小せんさん、蜃気楼龍玉さん、三遊亭鬼丸さん、林家きく磨さん、入船亭扇里さん。

落語者達(らくもんず)。(左から)柳家小せんさん、蜃気楼龍玉さん、三遊亭鬼丸さん、林家きく磨さん、入船亭扇里さん。

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 ジョイフル寄席「落語者達(らくもんず)」が9月24日、川越南文化会館ジョイフル(川越市今福)で開催される。川越市市制100周年記念。

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 「落語者達」はFM NACK5で2011(平成23)年から放送されている人気ラジオ番組「午後者達(ごごもんず)」でメインパーソナリティーを務める三遊亭鬼丸さんと、「鬼丸さんが信頼を寄せる」同期の真打ち4人(入船亭扇里さん、林家きく磨さん、蜃気楼龍玉さん、柳家小せんさん)が出演する。

 鬼丸さんは2017(平成29)年秋に行った芸歴20周年記念ツアーで延べ4000人を動員した落語家。担当の武田さんは「2019年に鬼丸さんの独演会を川越南文化会館で開いた際、チケットは完売して大好評。鬼丸さんの落語を聞きたいというお客さまの声に応えて今回の公演を依頼した」と話す。

 落語者達結成のきっかけについて、鬼丸さんは「落語者達の5人は2010(平成22)年、一緒に真打ちに昇格し、真打ち昇進披露興行を50日間、一緒に頑張りながら楽しんだ同期で仲間。落語界の中で同期という存在は唯一、気の置けない仲間かもしれない。勉強会を開いて共に研さんを積み、時にはけんかをしたり愚痴を言い合ったりしながらも切磋琢磨(せっさたくま)してきた。5人の方向性は全く異なるが、それぞれの個性を磨き続け、芸人として高い評価を得ている」と話す。

 武田さんは「独自の世界観を持つ5人の落語家たちが古典から新作まで、おのおのの持ち味を披露しながら落語の魅力を届ける。扇里さんは研ぎ澄まされた丁寧な話芸が持ち味で、絵本作家としての一面もあり異色のはなし家。きく麿さんはユニークな世界観が魅力的で新作落語が得意なのに対して、龍玉さんは古典落語が得意で「殺しの龍玉」の異名を持つ。小せんさんは肩の力を抜いて楽しめる落語をモットーとしており、フワリとした軽やかな語り口が持ち味。たっぷりの笑いで心豊かな秋をジョイフルで迎えていただければ」と来場を呼びかける。

 13時30分開場、14時開演。チケットは全席自由で2,500円、未就学児入場不可。川越市やまぶき会館、川越西文化会館メルト、川越南文化会館ジョイフルで扱う。

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