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川越でアラブ文化勉強会 対日観、ナツメヤシの歴史など学ぶ

ゲスト講師の相沢恭行さん

ゲスト講師の相沢恭行さん

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 ウェスタ川越(川越市新宿町1)で11月24日、「アラブ文化を勉強する会 イラクとナツメヤシ、アート」が開かれる。主催は川越市登録団体「アラブ文化を知る会」。

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 川越市在住でアラブ・イスラム圏の文化を伝える活動を展開する岩口龍児さんが中心となって開く同イベント。国際平和文化交流事業を行う「PEACE ON」主宰でシンガー・ソングライターの相沢恭行さんが講師を務め、イラクやアートなどについて語る。

 「初めてイラクを訪れたのは、2003年の戦争が始まる直前。友人を放っておけなくなり、『人間の盾』としてイラク戦争を体験した。その後イラクの友人と共に小さなNGOを作り、障がいのある子どもたちの支援と、イラクのアートを日本に紹介する文化交流活動を13年間続けてきた」と相沢さん。「戦時下でラブレターの代筆を頼まれた話など、イラクの人々の等身大の姿を紹介しながら、この13年間で日本人に対する思いがどう変化したかという対日観について話したい」とも。

 当日は、イラクの象徴であり「生命の樹」とも呼ばれるナツメヤシが、どのように人々の食や命を支えてきたのかを解説。絵画や詩歌にも頻繁に使用されるなど、人々に愛され続けてきた経緯についても触れる予定。

 「日本ではなかなか伝わらないアラブ文化の古層に迫りながら、この困難な時代を共に生き抜くためにアラブ世界から何が学べるのか、皆さんと一緒に考えたい」と呼び掛ける。

 開催時間は19時~21時30分。参加費は1,000円。イベント終了後、懇親会も予定する。申し込みはフェイスブックページで受け付けている。

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