川越青年会議所が3月29日から、全8回にわたり「若者会議」を開催する。若者会議は「若者が地域の未来を考える」を軸に全国の市町村や都道府県で行われている交流会。川越での開催は初。
若者会議は行政の協力を得て「まち」「しごと」「ひと」「歴史文化」の4つのトピックスに区分。回ごとに議論を深めていく。
初日となる29日は趣旨説明で、2回目以降は午前と午後の2部制で開催する。午前の部では、その分野で活躍するキーパーソンを講師に招き、田んぼでの農業や育児などを体験する。午後の部では、その体験から現状の川越での課題をテーマにグループディスカッションを行う。2回目となる4月24日には、川合善明川越市長が講師を務める。
同会議所担当者は「川越で若い世代の声が眠っているのは、まちのことを知らない人が多いから。『川越について、もう一度本気で考えよう』をテーマに、まずはまちのことを知ってもらい、行政への提言へつなげる市民参画型の新しい交流会を企画した」と話す。
会場はウェスタ川越(川越市新宿町1)。開催時間は19時~21時。対象は18歳~49歳で、参加無料。申し込みは同会議所のホームページで受け付けている。