旅籠小江戸や(川越市連雀町)の1階フードコート「縁結び横丁」に「旅するゾウさん」の絵が3月1日から期間限定で飾られている。
「旅するゾウさん」は狭山市在住のアーティストHAMUさんが描いた100号サイズの大きな象の絵。お寺や学校などさまざまな場所で展示され、今回24カ所目にして川越で初の展示となった。
同作品の巡回展示は、絵を購入した所沢在住のSaoriさんが、「心が楽しい気持ちになる、幸せな気持ちになる絵をたくさんの人に見てほしい」と考えたことから始まったという。
今回の展示も、フードホールの運営を担当するTKM営業部長の森貴史さんが、偶然展示されている絵を見て巡回に至ったストーリーに共感したことがきっかけ。「いろいろな人の出会いを紡ぎたい」というフードホールとのコンセプトと合致していたという。
フードホールで絵を見た利用者からは「癒やされる」という反響が多くあり、写真を撮る人で順番待ちができている。店内ではポストカードやTシャツも販売している。
森さんは「ゾウさんの絵を見て心を癒やしながら、おいしい食事を楽しんでいただければ」と話す。
展示は3月31日まで。