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川越「旅籠小江戸や」縁結び横丁にカレー専門店「ネゴンボ33」 6店舗出そろう

「旅籠小江戸や」1階「縁結び横丁」の外観

「旅籠小江戸や」1階「縁結び横丁」の外観

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 カレー専門店「ネゴンボ33」(川越市連雀町)が11月12日、「旅籠小江戸や」のフードホール「縁結び横丁」にオープンした。

「negombo33」3種盛り

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 2種盛(1,500円)と3種盛(1,800円)では、「南越式さつまいもチキンカレー」を川越店限定で提供する。川越の「越える」にかけて南越(ベトナム)式カレーに仕上げたという。トッピングに立門前商栄会の柚七味を使った。ラムキーマカレー(1,100円)など、西所沢にある本店や系列店で人気のメニューも用意。同店の山崎さんは「大好きな川越を一緒に盛り上げていきたい。カレーを提供することで、笑顔と元気、そしていろいろな縁が生まれれば」と話す。

 「縁結び横丁」は8月25日、ゲストハウス「旅籠小江戸や」にオープンしたフードホールで、「ネゴンボ33」含め飲食店6店が軒を連ねる。

 入り口からすぐの「Cafe&Sweets をかしの木」は、川越抹茶を使用した升ティラミス(800円)など、川越のものを使ったデザートを販売する。マカロンやフィナンシェをスティックに刺し、観光しながら食べ歩きができるよう工夫を施す。

 「Mrs.hamburger」は、「こだわり抜いた和牛」を使ったパティと、川越のパン店のバンズを使った自家製ハンバーガー専門店。「TOKINOKANE~トキノカネ~」や「さつまいもKOEDOブルーチーズ」など川越にちなんだメニューを用意。「ミセスバーガー」や「アボカドチェダーキングロード」は、若い利用者や女性に人気だという。メニューの組み合わせ以外にも、アボカドやチーズ、ソースなどの追加トッピングで好みのハンバーガーをオーダーすることができる。店主の吉田隆人さんは「食材だけでなく食器なども地元のものを選んでいる。川越や埼玉の魅力を、若い方にも楽しんでいただければ」と地域に根差した店づくりにこだわりを見せる。

 「小鉢豆美」は「いろいろなものを少しずつ食べられる」をコンセプトに、10種類以上の小鉢が並んだ「小鉢御膳」(1,200円)を提供。経営するK‘s Fermentの小宮山淳社長は「栄養バランスを考えながら、季節の食材を使って月ごとにメニューを変更している」と話す。

 「地の酒かしの木」では、COEDOビール全種や川越の日本酒、オリジナルのノンアルコールカクテルなどを常時用意。酒好きの人と、女性やお酒の飲めない人が一緒に楽しめるメニューを用意した。

 「河越屋」では、焼き魚やうなぎの定食を販売。魚は川越水産市場直送のもので「市場で目利きされた魚を使っているため、常に質が良いものを出すことができる」という。

 11月13日に開催された「立門前商栄会ほっと一息くつろぎ市」には全店が参加。新型コロナウイルス感染症対策に取り組みながら、商店街を盛り上げた。

 同イベントとフードホールの運営を担当する、T K M営業部長の森貴史さんは「いろいろな食と人の出会いを紡げれば」と、今後の取り組みに意欲を見せる。

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