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川越氷川神社で「新年開運大祈願」 期間を延長しコロナ対策

川越氷川神社の拝殿正面

川越氷川神社の拝殿正面

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 川越氷川神社(埼玉県川越市宮下町2)で12月26日~令和3年2月3日、「新年開運大祈願」が行われる。

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 例年は1月1日~11日に行っているが、今年は新型コロナウイルス感染症対策で期間を延長し、分散参拝を呼び掛けている。また社殿内が過密な状態になることを避けるため、祈願の方法が例年と異なる。社殿の中に着席する形を取らず、神職が祈願を執り行い、祈願後にお札を受け取る形とした。境内各所に除菌液を設置。参拝時のマスク着用や境内で大声の会話は控えるよう呼び掛ける。

 別名「元朝祭」とも呼ばれるこの祈願は、家内安全・厄よけ・交通安全・商売繁盛・身体健全・学業成就・心願成就・諸災消除などあらゆる願意をかなえるとされ、同神社に長く伝わる「最も貴い祈願」だという。元日0時~2時に祈願を受けた人には、「手持ちぼんぼり」を授与する。

 期間延長に伴い、同神社では12月から新年のお札、お守、丑(うし)年の矢・絵馬・おみくじ・置物・土鈴などの縁起物を頒布している。

 大みそかには例年通り「師走の大はらえ」を斎行。例年は1日~3日に行っている、正月恒例の「福銭まき」「神楽の奉納」はコロナ対策のため中止した。遠方からも求めて訪れる人が絶えないという人気の「縁結び玉」は今回も領布する。三が日は1日50体、1月4日以降は1日20体限定で領布。恒例祭典の「新春良縁祈願祭」は1月8日に斎行する。

 山田宮司は「新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、令和2年は日本中が不安に包まれた年となった。こうした状況は私たちに『当たり前の、何でもない毎日』がどれほどありがたいものかを教えてくれた。新たに迎える年には、元の当たり前の日常が戻り、全ての地域が明るさを取り戻すよう、皆で祈り合いましょう」と呼び掛ける。

 現在「氷川会館」建て替え工事中のため、現在利用できる駐車場が少なくなっているため、公共交通機関の利用を呼び掛けている。

 「新年開運大祈願」の祈願受付時間は12月26日~31日=9時~17時、元日=0時~2時、7時~17時、1月2日~2月3日=9時~17時。ホームページでも申し込みを受け付ける。「新春良縁祈願祭」の受付時間は7時~7時50分。「縁結び玉」の領布は毎朝8時~(整理券配布は6時~)。

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