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川越・丹徳庭園で一棟貸し切りの少人数ウエディング コロナ禍で新プラン

「丹徳庭園ウエディング」の様子

「丹徳庭園ウエディング」の様子

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 150年の歴史を持つ丹徳庭園(川越市六軒町)が10月から、最大20人の少人数・一棟貸し切りの「丹徳庭園ウエディング」を提供している。

「丹徳庭園ウエディング」の様子

 これまでもウエディング向けに場所貸しを行っていたが、少人数での式を希望する人たちの声を受け、10月から独自のプランで受け入れが可能となった。

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 サービス開始時は「フォトウェデイング」「挙式プラン」「ご食会」の3つのプランを柱に、それぞれの内容を組み合わせて希望に沿った提案をしていたが、新型コロナウイルス感染症の影響やさまざまな事情で結婚式を断念せざるを得なかった夫婦のために「Withコロナ時代対応オンライン結婚式」「マタニティー・ファミリー結婚式プラン」など、随時プランを考え提案している。

 挙式では、和婚の中でも茶道の心を取り入れた結婚式とされる「茶婚式」を行うことができる。丹徳庭園は、初代の妻が茶屋の娘で古くから茶道に縁があったという。「茶婚式」は、新郎新婦両家の水を持ち合わせ「水合わせの儀」、その水を釜で沸騰させ抹茶をたてて飲む「親族固めの儀」が行われる。お茶菓子は新郎新婦が事前に作った和三盆を参列者に振る舞う。

 ウエディングの支度は和装と洋装を用意しているが、「着物は特に充実させた」という。髪型は現在かつらを使って整えるのが一般的だが、伝統的な地毛での結髪にも対応している。伝統を重んじる一方、明治築の商家を生かした「和モダン」なロケーションでの撮影を取り入れている。新婦は着物を、新郎はタキシードを着用し、明治や大正のような趣のある写真を撮ることができる。

 神前式は、丹徳庭園に川越八幡神社(南通町)の宮司を招き行うことが可能。同神社に出向くこともでき、希望に合わせて案内する。12月からは川越熊野神社(連雀町)でも神前式を行うことが可能となった。

 料理は「創作フレンチ」「和フレンチ」「本格フレンチ」「イタリアン」「懐石」と豊富なレパートリーを用意し、子ども向けやアレルギーに対応した料理を提供したり、オリジナルコースをシェフと作ることもできたりする。

 おかみの鈴木和子さんは「丹徳庭園は、明治の御世から代々川越で材木商を営んできた。材木商ならではの貴重な木材を使った明治築の建物と日本庭園で、古き『佳き』時代の雰囲気を味わいながら、一生の思い出となるウエディングにしていただければ」と話す。

 丹徳庭園の主なサービスは民泊で、明治時代に造られた蔵を見上げながら入浴できる露天風呂や夜の枯山水庭園を楽しむことができる。宿泊のない日には「抹茶体験」「和三盆づくり」、ランチの提供を行っている。ランチには「丹徳日替りランチ」や、創業200年の「うなぎ小川菊」(仲町)、江戸前にぎりと日本料理の「幸すし」(元町)の特別メニューを選ぶことができる。

 営業時間は11時~15時。火曜・水曜定休。見学、相談は事前予約制。