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川越のかき氷店「六華亭」、旬のフルーツかき氷に加えクレープも販売開始

左から、「クレープ・オ・ショコラ・ノアール」「クレープ・ア・ラ・ティラミス」「クレープ・ア・ラ・モンブラン・ド・カシス」(各864円)

左から、「クレープ・オ・ショコラ・ノアール」「クレープ・ア・ラ・ティラミス」「クレープ・ア・ラ・モンブラン・ド・カシス」(各864円)

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 川越のかき氷店「六華亭(りっかてい)」(川越市喜多町)が秋冬の新メニュー開発のため約3週間休業し、3連休初日の11月21日に営業を再開した。

秋冬の新メニュー「キャラメルバナナみるく」(1,045円)

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 観光客が訪れる蔵造りの街並みからは少し外れた、氷川神社方面への曲がり角にある古い商家の2階に昨年8月、かき氷専門店としてにオープンした同店。こぼれ落ちそうな量の旬のフルーツをかき氷に載せ、さらに追加用のフルーツやソースを添えたかき氷がSNSなどで拡散され、夏には店外に行列ができる人気店となった。

 ただ、秋になり気温が下がってくると、かき氷目当ての客が減る。そこで同店では、これまでメニューになかったコーヒーや紅茶などのドリンクの販売を開始。冷たいかき氷と温かい飲み物を一緒に楽しめるよう工夫した。

 桃やメロン、イチジクなどの旬の季節が終わりを迎えると、看板メニューのフルーツかき氷はバリエーションが減る。「昨年の秋冬にはかき氷以外のメニューとしてフレンチトーストを加えたが、今年はまた違ったものにしたいと思い、友人のパティシエに相談した」と店長は話す。そして新メニュー開発のため、思い切って11月に3週間の休業を決めた。この間にメニューの開発、材料の調達に加え、新メニューの調理トレーニングのため、スタッフをパティシエの元へ派遣した。

 そうした試行錯誤の末、新たにかき氷4種とクレープ4種が誕生した。新作のかき氷は「黒葡萄(ぶどう)みるく」、ストロベリー、ラズベリー、クランベリー、ダークスイートチェリーにチーズクリームをトッピングした「ベリーベリーレアチーズみるく」(以上1,320円)、「ブルーベリーレアチーズみるく」(1,100円)、「キャラメルバナナみるく」(1,045円)の4つ。「黒葡萄みるく」と既存メニューの「シャインマスカットみるく」(2,200円)は12月中に販売終了を予定。「終了の時期は仕入れ状況による。期間と数量限定のため、気になる方は早めの来店を」と呼び掛ける。

 クレープメニューは、ビターチョコレートを使った「クレープ・オ・ショコラ・ノアール」、マスカルポーネチーズクリームとコーヒーガナッシュを組み合わせた「クレープ・ア・ラ・ティラミス」、栗のモンブランクリームに甘酸っぱいカシスをアクセントにした「クレープ・ア・ラ・モンブラン・ド・カシス」、季節の果物とカスタードクリーム、生クリームを組み合わせた「クレープ・オ・クラシック」(各864円)の4種。テークアウトのみとし、川越散策の際に片手で持って食べ歩きができるようにした。

 「川越観光のお供に、たくさんの方に新作のクレープをぜひ味わってほしい。寒い時期に、暖房の利いた暖かい店内で食べるかき氷もお勧め。温かいドリンクと組み合わせて楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は12時00分~21時(土曜・日曜・祝日は21時30分まで)。火曜定休(夏季は変動あり)。

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