入間川の河川敷にあるオフロードバイク場・川越オフロードヴィレッジ(川越市中老袋)にスクリーンとステージを特設し、11月21日・22日の2日間、ドライブイン・フェスティバル「集会’20」が開催される。
初日は、これから劇場公開予定のドキュメンタリー映画「寛解(かんかい)の連続」の特別上映、光永惇監督とライターやDJとして活躍する荏開津広(えがいつ・ひろし)さんのトークショー、同作主演でラッパーの小林勝行さんの舞台あいさつとミニライブを予定している。
2日目は、埼玉県出身のヒップホップ・アーティストを中心に小林さんらによるパフォーマンスを予定。映像と音楽が一体となった一日限りのライブアクト「ドライブイン・ブロックパーティー」を行う。
映画のほか、特設ステージで行われるライブアクトもスクリーンに投影。両日共、来場者が車の中で楽しめるよう工夫する。音声は大型スピーカーを使うほか、FMトランスミッターからそれぞれのカーステレオで聴く方式を併用。現場ならではの臨場感と、ドライブインならではの安心感を両立させ、コロナ禍におけるイベント実施の可能性を追求する。フードやドリンク、グッズ、アーティスト作品を販売するほか、たき火ゾーンなども設置予定。
「ドライブインシアターをつくる会」代表で映全社(東京都足立区)社長の柿沼節也さんは「今回のイベントは、ドライブイン形式の可能性を探る新しい試み。今まで誰も見たことがないような魅力的な空間を作り、そして発信していきたい」と意気込みを見せる。
開催時間は、21日=17時~22時、22日=16時30分~22時30分。料金は、21日=車1台につき4,000円(車無し=1人2,500円)、22日=同8,000円(同=1人4,000円)。2日間通し前売り券の用意もある。