川越プリンスホテル(川越市新富町)が現在、小江戸川越の古き良き地域特性を生かした「神社・お寺体験ツアー~ダイエットウオーキング付き~宿泊プラン」を販売している。ガイドは川越観光親善大使やコエドフレンドリーガイドが務め、2021年3月31日まで毎月1~2回開く予定。
同プランは川越観光親善大使のヴェソラウスキー阿里耶さんとコエドフレンドリーガイド、川越プリンスホテルが共同で企画。川越氷川神社と養寿院が地域連携として協力している。ツアーコンセプトは「日本人はなぜ神社とお寺の両方に行くのか」。「寺社での座禅・奉仕体験等を通じて神道と仏教、それぞれの素晴らしさ、違い、共通点が体感できる」という。
1日目は、川越プリンスホテルから養寿院まで観光しながら歩いて移動。座禅と住職の説法を聞く。2日目は、同ホテルから早歩きダイエットウオーキングで氷川神社へ移動。神職体験のほか参拝作法を学び、境内案内を受ける。
同プランについて、川越プリンスホテルの広報担当は「川越の歴史や文化、グルメなどを楽しめる地域連携をした特別な宿泊プラン。利用・体験するお客さまには楽しんでもらえるはず」と自信を見せる。「立ち寄りから滞在もできる、地元に貢献するベストコミュニティーホテルを目指しているので、新たな地元の魅力発信と観光の活性化が期待される今回のような企画は、コンセプトにも合っている」とも。
ヴェソラウスキーさんは「仏の教えを学び自らの在り方を追求する仏教と、神様のために清めおつとめをする神道は、全然別の宗教であっても宗教戦争にならず、太古より両方が大切にされ信仰されてきたのは奇跡。体験ツアーで、お寺も神社も共通して大切にしてきたものを知り、仏様にも神様にも守られている日本人で良かったと感じてもらえるはず」と話す。
料金は2人1室(1人)1万2,534円~。18歳以上限定。雨天時はバス移動(運賃は各自用意)。第2回は11月24日・25日、第3回は12月12日・13日を予定。参加者が3人以上に達しない場合は中止。