純生食パン工房「ハレパン」が9月1日、アトレ川越(川越市脇田町)にオープンした。
「HARE/PANアトレ川越店」純生食パンをオリジナルの紙袋に入れて販売
同店は「日本の食卓に合う純正食パン」の専門店で、日本料理に精通した料理人の中川透さんが監修している。生食パンにはオリジナルブレンドの小麦を使い、マーガリンやバターも「徹底して素材を吟味」し、蜂蜜を配合したことで「フワッとした甘味が口の中に広がる」のが特徴で、「デザートパンとしても味わうことができる」という。卵アレルギーの人がパンを安心して食べられるよう卵を一切使わないなど、安全にも配慮する。
同店ならではの工夫として、外観は「古都」を意識し和風の造りにした。観光地ということもあり、接客では「おもてなしの心」を大事にしているという。店舗責任者の甲斐さんは「贈り物でも商品でも、どんな人から受け取ったかはとても大切。心の温かみは食事を楽しく、そして体を元気にする。心からパンの味を楽しんでいただけるよう、心を込めてパンをお渡ししたい」と話す。
1日に330本ほど焼き上げる食パンは、予約で売り切れてしまうこともあるという。そのため同店では予約購入を呼び掛けている。
価格は、純生食パン(1本2斤)=800円(税別)。営業時間は11時~(売れ切れ次第終了)。予約受付時間は8時~(同)。