ウェスタ川越で「武蔵野の落ち葉堆肥農法」 日本農業遺産認定記念式典

開催されるウェスタ川越

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 ウェスタ川越多目的ホール(川越市新宿町)で12月26日、「武蔵野の落ち葉堆肥農法日本農業遺産認定記念式典」が開かれる。主催は、川越市、所沢市など6団体からなる武蔵野の落ち葉堆肥農法世界農業遺産推進協議会。

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 「武蔵野の落ち葉堆肥農法」は、大都市に近い地域でありながら自然が残っていることや、江戸時代から続く伝統農法を今日まで継承されていることが高く評価され、2017年3月に日本農業遺産認定された。首都圏では唯一の認定となり、これを受けて認定記念式典を開く。

 認定証授与式、動画「武蔵野の落ち葉堆肥農法」の鑑賞後、東洋大学社会学部教授の青木辰司さんによる基調講演「世界及び日本農業遺産の可能性」を予定する。青木さんは日本における農業、農村問題を、東北地方の農村のフィールドワークによって実証的に研究。東日本大震災復興支援の教職員・学生チームに参画し、岩手県を中心とした独自の支援を実践している。

 「伝統の継承と誇り」をテーマにしたシンポジウムも行う。登壇者は東洋大学 社会学部教授 青木辰司さん。

 農業遺産事例の解説も行い、世界農業遺産「静岡の茶草場農法」、日本農業遺産「盆地に適応した山梨の複合的果樹システム」「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を紹介。農業遺産ポスター展示および名産品の試食、試飲コーナーも用意する。

 13時開会、15時15分閉会。参加無料。

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