現役Jリーガーとして活躍するプロサッカー選手の片山瑛一選手（柏レイソル）と荻原拓也選手（浦和レッズ）が参加する子ども向けサッカー教室が12月29日、川越水上公園（川越市池辺）で開催される。

　今回メインコーチとして参加する片山選手と荻原選手は川越市出身。小学生時代を川越市のサッカーチームで過ごした。今回の企画は「現役のプロサッカー選手だからこそ子どもたちに伝えられることがあるのでは」という思いで、川越からJリーグを目指す「COEDO KAWAGOE F.C」が企画提案。主催は埼玉県公園緑地協会川越公園管理事務所、スポーツクリエイトも企画運営で関わる。

　イベントの最後には両選手とのパネルディスカッションを用意し、対談形式で子どもたちの前で講演を行う予定。

　片山選手は「地元・川越で子どもたちと一緒にサッカーを楽しめるイベントを開催できることを心からうれしく思う。私は川越で生まれ育ち、たくさんのことを経験し大きく成長させてもらった。そんな川越に対する恩返しの思いとともに、今度は子どもたちにたくさんの経験をしてもらえたら」と今回の企画実現への喜びを話す。

　「COEDO KAWAGOE F.C」の中島涼輔さんは「私自身も小学生時代は川越でサッカーをして過ごした。未来ある川越のサッカー少年たちが現役のプロサッカー選手として現役で活躍する片山選手、そして荻原選手の話を聞き、一緒にボールを蹴ることで多くを感じるきっかけになると思う」と話す。

　開催時間は13時30分～16時を予定。対象は小学1年～4年。最大120人の参加が可能だが、応募者多数の場合は抽選（イベントの見学のみは予約不要）。参加無料。少雨決行。応募フォームで申し込みを受け付ける。