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川越で「くらしをいろどるファーマーズマーケット」 市制100年で100店出店

「くらしをいろどるFarmer’s Market」会場の様子(ウエスタ川越交流広場&ウニクス川越)

「くらしをいろどるFarmer’s Market」会場の様子(ウエスタ川越交流広場&ウニクス川越)

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 「ウエスタ川越交流広場&ウニクス川越」(川越市新宿町)で12月4日、地元農家、飲食、菓子、雑貨、ワークショップなど100店が参加したイベント「くらしをいろどるFarmer’s Market」が開かれ、大勢の人でにぎわった。

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 12月1日の「川越市民の日」に、川越は市制施行100周年を迎えた。同日に「ウエスタ川越」で記念式典が行われ、続く週末に市内の事業者100店が参加して開かれた同イベント。前日までの曇天とは打って変わって朝から青空が広がり、暖かな冬晴れの一日となった。会場には開始前から多くの人が詰めかけ、会場全体が事業者と来場者で埋め尽くされた。主催する「川越Farmer’s Market」イベント担当の石川さんによると、会場数カ所の来場者カウントで公式に「来場者1万5000人」を記録したという。

 入り口付近には22店の地元農家や農業関連事業者がブースを構え、朝収穫したばかりの新鮮な冬野菜を中心に多数の農産物を直売。続いて40店近い飲食店やキッチンカーが軒を連ね、その場で調理したできたての温かいメニューや、事前に用意したオリジナルの商品を提供・販売した。その先には雑貨、アクセサリーや食器などのブース、一番奥には雑貨販売兼ワークショップと「小江戸川越お菓子マルシェ」参加の菓子店が左右に並んだ。

 「お菓子マルシェ」に参加した「紋蔵庵」は1865(慶應元)年創業の川越を代表する和菓子の老舗。当日は「あんこ」「きなこ」「大根おろし」の3種類のつきたて餅を職人が実演販売した。通常店舗では販売しないイベント限定品を求める人で、会場で一番長い列ができた。

 入り口正面にブースを構えた下赤坂地区の農業団体「赤一商店」代表の小野さんは「こんなにお客さんが来るとは想像以上だった。来年はもっともっと準備してくる」と早くも次回への意気込みを見せた。7月にオープンしたイタリアン「ビストロ・ベルノット川越」シェフの鐘ヶ江さんは「用意したメニューは見事に完売。今年オープンしたばかりだが、多くの人に知ってもらえて良かった」と話す。ドライフラワー販売とカフェ「ユヌ ブリーズ」代表の松永さんは「川越が一つになるイベント。自分たちも楽しめたし、多くのお客さまが楽しんでいるのを見てうれしかった」と話す。

 全てのパンを1人で焼くため、イベントに参加すること自体が稀な南大塚の「なんつかベーカリー」。出店者の「ままざめファーム」「野村ファーム」「南古谷農園」の農産物を使った「変わり種」限定パンを多数用意したが、待ち構えていたファンの行列が途切れず、早々に完売。店主の佐川さんは「久しぶりに復活したファーマーズマーケットに参加できてとてもうれしく思う。たくさんのお客さまに並んでいただいた感謝の気持ちと、そして何より楽しかった。また出店できるように頑張りたい」と振り返る。

 石川さんは「3年ぶりに100店という規模で開催したことで、これまで楽しみにしていた多くの方に来ていただけたと思う。川越市制施行100周年という節目の年でもあり、いろいろな意味合いで盛り上がった。準備に半年間かけて開催したイベントは、今の川越の魅力が感じられるものだった。一つの街のものがこれだけ集まる催しは、埼玉県のみならず全国でもあまり例がないのでは。市民はもちろん、県内・全国からも足を運び楽しめるものになった」と話す。

 「コロナ禍前までは毎年冬に開催していたイベントを、今年は3年ぶりに大規模に実施した。今後も12月の予定で続けていく。全国に川越の街のブランドをアピールしていきたい」と意気込みを見せる。

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