食べる

川越の老舗「小江戸釜めし 鳥清」 地元でのつながり生かしリニューアル

川越釜飯

川越釜飯

  • 77

  •  

 川越の老舗釜飯店「居食屋とりせい」(川越市幸町)が4月8日、「小江戸釜めし 鳥清(とりせい)」としてリニューアルオープンした。

[広告]

 1898(明治31)年創業の「時の鐘」向かいにある同店。3代目店主から4代目店主の竹村仁さんが店を引き継ぐ形でリニューアルした。

 今回のリニューアルは、川越で飲食店を経営する竹村さんが新しい飲食店の出店場所を探していた際、知人から当時の店主が引退を考えていた同店のある物件を紹介されたことがきっかけ。川越の観光の中心という立地と、風格のある店構えに「このまま新しい店にするのがもったいない」と、そのまま釜飯店を引き継ぐことを決めたという。座席は86席。

 今回のリニューアルを機に、以前取り扱っていた釜飯以外のメニューを見直し、釜飯メインに。種類も倍に増やしたという。一番人気は「川越釜めし」(2,178円)。うなぎとサツマイモをのせた「川越らしい」釜飯。新メニューとして「熟成秋鮭(さけ)と北海いくら」(2,178円)などの海鮮系メニューも追加。海鮮系の釜飯は轟屋のかつお節などを使った海鮮だしで炊き上げる。店内の中庭にはニシキゴイが泳ぐ池があり、池を囲むように配置された座席から景色を楽しみながら食事ができる。

 自身も川越出身で、川越のつながりを大切にしているという竹村さん。同店入り口のちょうちんも、川越まつりでちょうちんを制作する老舗「一力齋(いちりきさい)津知屋提灯店」のもの。取り扱う酒も鏡山酒造やコエドビール。今後も川越の食材や素材を広く取り入れていくという。「川越は、歴史ある素晴らしい店もまだ残るが、経営者の高齢化などで減りつつある。若い世代が引き継いで守っていきたい」と期待を込める。

 観光客の利用が多いという同店。「地元の人にも、普段の食事はもちろん、知人や友人に川越を案内する時などに利用してほしい」と呼びかける。

 営業時間は11時~16時。火曜定休。ゴールデンウイークは休まず営業する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース