川越の観光名所や名産品と埼玉西武ライオンズの選手のコラボデザインのガチャが6月25日、再度登場した。同商品は5月27日に発売され、開始2週間程でいったん完売。急きょ増産したという。

埼玉西武ライオンズと小江戸川越のコラボガチャ

　同チームのフレンドリーシティーであり西武線沿線の観光地である「川越」を盛り上げるために企画した同商品。「時の鐘」「菓子屋横丁」などの観光スポットや「さつまいも」「うなぎ」などの名物とライオンズの選手がコラボしたイラストを描いたアクリルのキーホルダー。設置場所は、西武線本川越駅構内、Hatago COEDOYA 縁結び横丁（連雀町）、菓子屋横丁稲葉屋本舗（元町2）の3カ所。

　同チームのご当地コラボガチャは今回の川越とのコラボが第1弾。「西武線沿線で有数の観光地で、ライオンズファンも多い」ことが、川越が第1弾に選ばれた理由だという。同チーム経営企画部アシスタントマネジャーの藤田大志さんは「埼玉県に本拠地を置くプロスポーツチームとして、新たに地域活性に貢献したいという思いから今回のコラボガチャを企画した。ご当地定番土産の一つとして、訪れる方や地元の方に親しまれるものになってほしい。ぜひここだけの限定ガチャを楽しんでいただければ」と呼びかける。

　同企画に携わったTKM（連雀町）の森さんは「遠方から来て、全種類そろうまで購入した人もいる。こんなに早く売り切れて再入荷になるとは思わず、予想を上回るスピードだった」と反響に驚きながら、「ライオンズのファンで川越をあまり知らない人、川越に観光に来た人でチームのことを知らない人に、観光地川越の魅力とチームの魅力を同時にPRできる良い企画。ぜひ、多くの人に楽しんでもらい、どちらの魅力にも目を向けてもらえたら」と話す。

　今後の展開について、藤田さんは「企画の反響を見ながら、地域を盛り上げるというコンセプトに沿って検討する」と話す。

　価格は400円。購入はQRコード決済のみ。全10種類。うち1種はシークレット。