富士見市民文化会館「キラリ☆ふじみ」（富士見市鶴馬）で7月25日、「トークライブ!!恐竜くんと行く　探検！驚きの恐竜の世界」が開催される。

　「子ども大学☆ふじみ」5周年記念企画として開く同イベント。

　ドイツのチュービンゲン大学で2002年に始まった「子ども大学」は、地域の小学生に「学校では体験のできないことを学ぶ」場を提供し、大学教授などが講師となって子どもにも分かりやすい題材を選び、演劇やスポーツなどの体験授業を行う取り組み。

　富士見市教育委員会と子ども大学ふじみ実行委員会が主体となり展開している「子ども大学☆ふじみ」は今年で5年目。「なぜ？を追及する『はてな学』」「郷土を知る『ふるさと学』」「よりよく生きる『生き方学』」の3つを柱に、近隣大学や企業の協力を得て市内の子どもたちを対象とした講座を行っている。これまでに、立教大学講師によるアート作品づくり講座、J;COMスタッフによる「カメラを使って番組を作ろう」などが行われた。

　トークライブ当日は、恐竜をテーマにした企画展監修や書籍の執筆活動、子ども向け番組にレギュラー出演するなど幅広く活躍している「恐竜くん」こと田中真士さんが、「恐竜とはどんな生き物だったのか」をテーマに講演を行う。

　市教育委員会担当者は「未就学児、小学生、中学生を対象に、『興味を持つこと』『考えること』『調べること』などのきっかけ作りができるようなメッセージ性のある講演会になるように企画している。ぜひ多くの方に参加いただければ」と来場を呼び掛ける。

　13時30分開演。入場無料。入場整理券は7月4日から、市内の各公民館、コミュニティーセンター、交流センターなどで配布する。