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本川越駅近くにレンタル個室「いちのま、」 「泊まらない宿」をテーマに

「いちのま、」のエントランス

「いちのま、」のエントランス

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 「泊まらない宿」をコンセプトにしたレンタル個室「いちのま、」(川越市中原町1)が10月1日、本川越にオープンした。経営はインセプションホールディングス(山田)。

本川越駅近くにレンタル個室「いちのま、」 「泊まらない宿」をテーマに

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 エントランスに入ると和モダンで非日常的な空間が広がる。部屋の広さは大部屋・中部屋・小部屋の3タイプあり、全部屋で内装が異なる。各部屋にはそれぞれコンセプトがあり、それに合った大和言葉を部屋名に付ける。「お客さまの大切な『時間』をお気に入りの『空間』で過ごしてほしいという思いで内装にもこだわっている」と社長の倉持俊介さんは話す。

 同店は、予約から退店までスマホ1台のみで完結し、飲食物もアプリから注文。商品は個室内の小窓から非接触で提供し、各部屋のキーもスマホアプリでロックを解除するなど、スマホアプリを使った完全非接触のシステムを採用している。24時間営業、防音、軽飲食サービスのほか、持ち込みもできるため飲食も自由に楽しめる。ウイルス対策には「最新の」除菌装置を設置しているという。

 部屋数は、1~2人部屋=6部屋、2~3人部屋=4部屋、4~8人部屋=4部屋の計14部屋。さらに日本や地域の「ものづくり」を発信するショールームの機能を持ち、事業者やクリエーターは貸店舗スペースを利用することもできる。

 倉持さんは「コロナ禍で日本は危機的状況の中にあるが、この事業で地元・川越から日本を元気に、笑顔にしたい。お客さまには『安心してコミュニケーションが取れる場』を、事業者さまには商品をPRできる『新たな事業の構築』を『いちのま、』を通して提供することができたら。女子会や誕生日会、ビジネスにも、ひとりの時間にも、さまざまなシーンに利用してほしい」と呼び掛ける。

 料金(3時間)は、小部屋=3,600円、中部屋=6,750円、大部屋=1万2,150円。今後はフランチャイズ展開を計画し、5年間で全国100店舗の出店を目指す。

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