川越オフロードビレッジ(川越市中老袋)で6月26日~28日、車内からスクリーンで上映される映画を鑑賞する「ドライブインシアター」が開かれる。主催は「ドライブインシアターをつくる会」。
同団体は2019年夏、日本でのドライブインシアターの普及を目的に結成。第1回を昨年10月、第2回を12月、第3回を3月に開催し、今回で4回目を迎える。前回の上映には、合計102台、200人以上が来場した。
当日は500インチのスクリーンで映画を上映。上映作品は、バスター・キートンとエドワード・F・クラインが監督の「キートンのマイホーム(文化生活一週間)」(1920年)。モノクロ、短編映画。バスター・キートンが主演も務めている。3日間共通。26日はデイブ・フライシャー監督の「ガリバー旅行記」(1939年)、27日・28日はクリス・マルケル監督の「サン・ソレイユ」を予定している。
同団体代表の柿沼さんは「今回は画一的なドライブインシアターのイメージを打ち壊したいと思い、このようなラインアップにした。80年代のドキュメンタリー作品に観客がどれほど集まるかは未知数だが、ドライブインシアターの新しい可能性を感じてもらいつつ、少しでも映画そのものに興味を持ってもらえたら。子ども連れの方は26日の『ガリバー旅行記』がお薦め」と呼び掛ける。
3日間共18時開場。19時30分上映開始。22時ごろ終了予定。料金は映画2本立てで、大人=1,500円、中高生=1,000円、小学生=500円。雨天や強風の場合は中止または延期。飲酒での入場、アルコール類の持ち込みは一切禁止。音声はカーステレオのFM受信機を使って聴く。受信機がない車の場合、ラジオなどの機器を持参。当日券のみ先着順。来場多数の場合は入場制限あり。