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川越・喜多院で第九の夕べ 「歓喜の歌」響く

喜多院に響いた第九の合唱

喜多院に響いた第九の合唱

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 喜多院(川越市小仙波町)で10月4日、「第九の夕べ in 喜多院」が開催された。主催は小仙波自治会連合会と川越市民有志による「喜多院で第九を歌う会」。

本堂の前に組まれたステージ

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 ベートーベン作曲交響曲第9番「歓喜の歌」を歌う同イベント今年で10回目。

 指揮は、埼玉中央フィルハーモニーオーケストラの常任指揮者で第一回から担当する宮寺勇さん(川越市出身)。ソリストは、金持亜実さん(ソプラノ)、神谷咲貴さん(アルト)、田口昌範さん(テノール)、原田圭さん(バリトン)。川越喜多院第九合唱団と川越第一小学校児童、合計250人を超える市民が合唱に参加した。

 2006年に一回限りのイベントとして開催されたが「一回だけではもったいない」との声から翌年に第2回を開催。その後地元有志らの参加希望者が増え、「第九を歌おう会」が発足。川越第一小学校の児童合唱団も加わり秋の喜多院での恒例行事となった。

 昨年は台風のため中止となったため、参加者の今年にかける意気込みは強く、合同練習を増やし、最終練習はソリストも交えた本番さながらの練習を経て臨んだ第10回記念大会当日は例年以上の仕上がりだったという。

 小雨の降るあいにくの天候だったが、秋の夜空に響き渡る歌声に約700人の観客が酔いしれた。

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