川越女子高校書道部が10月29日、「税を考える週間」行事の一環として、ウニクス川越(川越市新宿町1)にぎわい広場で書道パフォーマンスを行った。
「税を考える週間」は毎年11月11日~17日の1週間。国税庁が、租税に関する広報活動を行う期間として設定している。今年は「これからの社会に向かって」をテーマとし、日常生活と税の関わりへの理解や、納税意識の向上を図ることを目的としている。パフォーマンスでは、テーマに沿って同校の生徒が考えた「拓く(ひらく)」の言葉をキーワードとして表現した。
今回のパフォーマンスについて、同校書道部パフォーマンス長の黒澤絢さん、部長の八下田桜子さんは「大字の『拓く』に、税が切り開いてきた社会を、私たち次の世代も引き継いでいきたいという思いを込めた」と話す。税については、「私たちが直接関わっている税は消費税だと思うが、その使い道については知らなかった。税を納めることで社会がどうなっていくのか関心を持った」と話す。川越税務署の小川署長は「改めて税について考えていただくきかっけにしていただければ」と呼びかけた。
今回の作品は、市内の駅構内や商業施設で展示後、川越税務署1階に展示する。