クレアパーク（川越市脇田町）で12月24日、「クリスマス クラフト マーケット」が開かれ、大勢の人がクリスマスや正月飾りのワークショップ、新設ステージでのライブ演奏などを楽しんだ。

　穏やかに晴れて暖かな一日となったクリスマスイブの当日、事務局や出店者がSNSなどを通じて発信する告知を見た人や、クレアモールに買い物に来た人が音楽に誘われて会場を訪れた。リースやしめ縄などクリスマスと正月用の飾りをはじめ、多肉植物寄せ植え、アロマスプレー、缶バッジ、アイシングクッキー、花手水（ちょうず）など各店が独自のワークショップを行い、大人から子どもまで幅広い世代が参加した。

　初出店した花の教室「花日和（はなびより）」は、クリスマスや正月に合わせて制作した一点もののアレンジメントを多数用意。講師の朝久（あさひさ）麻美さんは「今日がもうイブなので、正月飾りに目を留める人が多い。クリスマスから正月にかけて長く飾れるデザインのアレンジメントなども用意してきた。癒やし効果のあるグリーン系などのアースカラーが最近のトレンド」と話す。

　今年新設した「サンロードステージ」では、午前中はストリートピアノ演奏、午後は作曲家・ピアニストの「Masaki.」さん、川越女子高校音楽部、現役音大生ピアニストの「くまクマ」さん、尚美学園大学ゴスペルコーラス「Heaven Souls」、着物とラテンダンスを組み合わせた「着物ダンサーズ」、音楽と手話のクリスマスキャロリング「キャロリングキッズwithまっきぃ＆まっすぅ」がパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。

　夕方にはパーク内の木々や上空に設置したイルミネーションに明かりがともり、クリスマスイブの雰囲気を盛り上げた。