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飯能信金と石坂産業、地域活性化に関する連携協定を締結 SDGs対応含む

「地域活性化に関する包括連携協定」調印式の様子

「地域活性化に関する包括連携協定」調印式の様子

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 飯能信用金庫(飯能市栄町)と石坂産業(三芳町上富)が12月5日、地域活性化や地域課題解決に取り組むため「地域活性化に関する包括連携協定」を締結した。

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 同金庫が地域で先駆的に活動する企業、団体との連携を深めていく取り組み。今回、「産業廃棄物中間処理業としての高度な技術を持ち、循環型社会の構築を目指して、さらに産学官連携による高品質リサイクル製品の共同研究や再生可能エネルギーの活用技術、里山の保全活動を通じた環境教育など、環境事業に先進的な取り組みを行っている」(同金庫)同社と調印した。

 主な取り組みとしては、「環境をはじめとするSDGsやカーボンニュートラルへの対応」「品質や生産性向上のためのDX化」「企業の価値の向上、人材確保や育成、創業、革新的ベンチャービジネス、先端技術、販路拡大、海外事業展開、事業承継」「農林水産業分野における地産地消、農産物の6次化地域ブランド品の創出」「産官学金労言士との相互連携による、地域貢献や活性化」。

 締結について、同金庫理事長の松下寿夫さんは「先行きの見えない VUCA 時代の現在は、単独の企業だけでの解決が難しいテーマも増えてきている。地域のことは地域で、民のできることは民が力を合わせて、関係支援機関ともさらに連携を深め、さまざまな分野の諸課題を地域の企業とともに解決していきたい。当金庫は地域内のヒト・モノ・カネ・情報のネットワークを提供して、ハブ的な役割を務め、産学官金労言士の外部関係機関をはじめ、地域の皆さまと一丸となって地域の活性化に取り組んでいく」と話す。

 石坂典子社長は「今回、協定を締結したので、さまざまな分野で連携していきたい。弊社は何かを作ってブランドにすることができないので、どのようにブランディングをしていくかは今後の課題。現在はDX などへの取り組みを若手社員中心に行っているが、環境に配慮した取り組みについては、加速度的に実施している。今後も地域の企業と共に連携して地域の自然環境の保全を促進していきたい」と意気込みを見せる。

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