川越の蓮馨寺(川越市連雀町)で12月10日・11日、全国各地からコーヒー専門店と飲食店が参加し「川越コーヒーフェスティバル2022」が開かれる。
「川越をコーヒーの香りあふれる街にしたい、歴史的街並みに新しい風を運びたい、コーヒーを通してさまざまなクロスカルチャーを実現したい」という思いから2017(平成29)年に始まり、今年で7回目。今年のテーマは「Dig your coffee spirit」。
両日、コーヒーの世界大会出場バリスタが営む店や連日行列ができる店も多数参加。飲食は鎌倉の麻婆豆腐店「かかん」、恵比寿のハンバーガー店「バーガーマニア」のほか、市内からも「カフェオーマチ」やイタリアンレストラン「フィーコ」などが参加する。
例年実施している資格取得講座「コーヒーインストラクター3級検定」のほか、今年は新たに「川越エアロプレス選手権」を実施。バリスタと地元コーヒーファンが同じ目線で密に触れ合うことができる場を目指し、空気の力を利用して抽出するコーヒー器具「エアロプレス」でおいしさを競い合う。「ジャパンコーヒーロースティング大会2022優勝」など数々の受賞経験を持つ「豆ポレポレ」の仲村良行さんをはじめとする6人のコーヒー店主や焙煎(ばいせん)士がジャッジを務める。上位3人には賞品、参加者全員に参加賞を贈る。
実行委員会の高綱さんは「早いもので7回目。人気のコーヒーショップが全国から川越に集まる、コーヒー好きの方にとっては奇跡のような2日間。コーヒーを飲み比べしながら自分の好みを探したり、コーヒーインストラクター3級検定の資格を取って学びにいそしんだり、エアロプレス選手権に競技者として参加して優勝を目指したり、それぞれが自身のコーヒースピリットを高めていただけたら。コーヒー片手にお寺で音楽を聴きながら、至福のコーヒータイムを楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
両日、コーヒーやフードと共に楽しめる音楽ライブも開催。過去にも出演経験のある奇妙礼太郎さんやEmaさん、初参加のラッパーNAGAN SERVERトリオ、さらささん、かわいるいさんが日替わりで登場する。
開催時間は10時~16時30分。入場料500円。数量限定入場券付きミニマグカップ+飲み比べチケット4杯分=前売り2,300円・当日2,500円、飲み比べチケット4杯分=同1,100円・同1,200円、エアロプレス選手権参加費=3,000円(定員27人、事前申し込み制)。