川越の角栄商店街で8月27日、川越市市制施行100周年記念イベントの一環で「川越グローバルフェスティバル2022」が開催される。主催は川越青年会議所。
外国人が多く生活する霞ヶ関地区の商店街で、日本と外国文化にそれぞれ触れ合うことができる同イベント。外国籍市民の数が増加傾向にある川越で、新型コロナウイルスの影響などから孤立する外国人も増えており、同会議所が地元の人と外国籍の市民との交流事業として企画した。
飲食ブースには地元の外国料理店が出店。多国籍のエスニック料理が集合する。彩乃菓(連雀町)と女子栄養大学監修で、鎌倉時代に霞ヶ関発祥とされる河越茶を使ったかき氷も100食限定で販売。ステージでは各国の民族音楽やダンスを披露。川越出身のインドタブラの世界的音楽家ユザーンさんも地元凱旋スペシャルライブを披露する。ワークショップでは、日本の藍染め体験に加え、南米パラグアイのアクセサリー「ニャンドゥティ」作りも体験できる。
同会議所担当の星野さんは「川越に暮らす外国籍市民と日本人の交流で、100周年を迎えるこのまちを活性化することができれば」と話す。
開催時間は15時~19時。雨天決行。荒天の場合は28日に延期。同商店街は12時から交通規制を行う。