川越駅西口の「ウェスタ川越」（川越市新宿町）多目的ホールで7月31日、猫や動物モチーフのハンドメード作品が多数集まる「ねこたま祭！」が開かれる。

　川越市内では5回目となる同イベント。全100ブースから成る会場には、全国から猫をはじめとする動物をモチーフとした雑貨やハンドメード作品が集まる。今回が初参加となるハンドメード作家も大幅に増えたという。

　主催する「ねこたま祭！&小江戸フェス」代表の程原宏明さんは「自分の育った埼玉県で地域や社会の役に立つイベントを立ち上げようと考え、2018（平成30）年に始めた。寺社仏閣に猫が多く、川越は猫にとって住みやすい街なのだと感じて開催地に選んだ。保護猫活動に取り組む『保護猫カフェねこかつ』、『中市本店』をはじめ、多くの方々の協力があって今年も開催することができる。感謝の気持ちを込めて、いいイベントにしたい」と意気込む。

　当日は、雑貨販売のほか、写真家・星野安杏さんの「トルコの猫写真展」や猫のキャラクターとの記念撮影、映画「岩合光昭の世界ネコ歩きスペシャル」の上映会も行う。会場隣の「住協川越支店」では保護猫譲渡会も開く。

　前日の30日には、「川越スカラ座」（元町1）でトルコ・イスタンブールを舞台にした猫と犬の映画「猫が教えてくれた事」「ストレイ犬が見た世界」を2本立てて上映。映画の半券で「ねこたま祭！」の入場が無料になる。

　程原さんは「子どもから大人まで楽しめるイベント。家族そろって足を運んでほしい」と呼びかける。

　開催時間は10時～17時。入場料は500円。雨天決行。