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川越「まちゼミ」開講迫る 「カーニバル」テーマに81店舗104講座

川越「まちゼミ」の講師メンバー

川越「まちゼミ」の講師メンバー

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 川越市内の店や団体が講師となり専門知識や情報を無料で受講生に教える川越「まちゼミ」の第16回が8月1日~9月11日の約1カ月にわたり開催される。

2022年夏・川越まちゼミ

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 2003(平成15)年に愛知県岡崎市で始まった「まちゼミ」は全国に広がり、川越では2014(平成26)年に初めて開催された。今年2度目となる川越「まちゼミ」は川越市市制施行100周年記念事業として行われ、講座は全104講座、延べ81店舗が参加する。今年も新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を徹底して行う。今回のテーマは「カーニバル」。「参加店も参加者も全員が一緒になってお祭りのように楽しんで地域の活性化につなげる」ことがテーマだという。

 川越「まちゼミ」の魅力と認知を広げるため7月10日、ウニクス川越ヤオコー隣のコミュニティースペース(川越市新宿町1)で川越「ぷちまちゼミ」が開催された。新聞紙を使ったエコバッグ作りやブラックライトで光るビーズを使ったリング作り、iPhoneを使った動画編集など、1講座20分、全18講座を開講した。

 前回開催時も「反響が大きかった」という、紅茶の歴史や産地の特徴などを学べるほか、7種類の紅茶の飲み比べを体験できる「初心者のための紅茶を楽しむ基礎講座」や、川越の街をガイドと一緒に歩き新しい川越を発見していく講座「歩いて発見!本川越ウオーキング」も開講。「岸田ダンスアカデミー」「ナチュリーラ」による「社交ダンサーとクツ屋の歩くバランス調整」は、健康に歩くためのバランスのトレーニングや「体幹をしなやかに使う」筋トレなどを体験できる講座。「カワゴエドラムクラブ」の「迫力満点!生のタイコをみんなでたたこう」は、スティックの握り方に始まり、最後は参加者全員で太鼓をたたいてアンサンブルを楽しむ。「文具のキムラヤ」による「使って楽しく、あなたも文具博士に!」では、実際に文房具を使いながら文具の魅力を体験できる。

 今夏の初参加は、ミラーレスや一眼レフカメラをマニュアル設定で使いこなす「フォトスタジオ COYA KAWAGOE(コヤ カワゴエ)」、家庭犬のしつけ専門ドッグトレーナーがしつけの悩みにワンポイントアドバイスをする「家庭犬しつけ専門 DOG IN TOTAL」、プロのネイリストが教えるレジンを使った体験講座「『いちのま、』川越本店」、ゆかたに半巾帯(はんはばおび)を結ぶ着方体験ができる「着物 すずのき 川越本店」、抗菌・抗ウィルス・消臭効果の高いハイブリッド触媒が加工された花で手のひらサイズのミニ花手水(はなちょうず)を作る「hanahaco~お花と雑貨のお店&教室」、実技を混じえた運動知識をつけて親子で健康の土台作りをする「co-ed Sports」、オーストラリアの珍しいユーカリの蜂蜜を食べ比べできる「TastyGlobe 安塚屋」、自身や親子で一緒にハンドトリートメントを実践できる「シェルウール」など24講座。前回に引き続き、 ツイッターやインスタグラム、メールで「#川越まちゼミレビュコン」を付けて、講座のレビューを投稿するハッシュタグキャンペーンも実施。最も優秀な投稿を審査員が選ぶ。

 同イベントのリーダーで「岸田ダンスアカデミー」講師の岡田祐子さんは「より知識を深めたい人、より楽しみたい人に『まちゼミ』を通して、講師の専門的な話を聞いてほしい。知らなかったことを知るだけで意識が変わり、日々の生活の豊かさが変わる。リアルな体験をすることで気づきがたくさんある。趣味を見つけたい人も、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。「参加店も街を盛り上げようと意気込んでいる。参加を検討している人も『まちゼミ』に参加することで街の活性化につながるので、一緒に街を盛り上げてほしい」とも。

 参加申し込みは7月22日より、ウェブフォーム、メール、電話などで受け付ける。詳しくはホームページで確認できる。

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