川越の中心市街地商店街の空き店舗を、出店を希望する新規開業者に貸し出し、経営指導などを行って独立開業を支援していく「チャレンジショップ」事業が現在、期間限定で出店者を募集している。川越市が委託し、「まちづくり川越」(川越市新富町)が推進する。
将来川越市内で独立開業の意思があり、これまでに店舗を持ったことがなく、自身で事業を管理できることが応募資格。飲食や食品販売は必要な設備がないため出店できない。出店場所は川越市元町1丁目。保証金として契約時に10万円は必要だが、賃料は無料。
同社中心市街地活性化担当の千葉知子さんは「コロナ禍前のにぎわいが戻りつつある川越で、店を開く夢へのはじめの一歩としてこの機会をぜひ、活用していただければ」と話す。「中心市街地の活性化と空き店舗の解消につなげていきたい」とも。
応募方法は応募用紙と履歴書に必要事項を記入し、まちづくり川越へ郵送または持参。応募用紙はまちづくり川越事務所で入手できるほか、ホームページでダウンロードもできる。応募締め切りは7月15日。審査方法は、1次=書類審査、2次=面接審査。出店期間は8月中旬から6カ月間程度。