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川越で「ファーマーズマーケット&お花のマーケット」 毎月の恒例イベントに

毎回早い時間に完売する「小江戸南古谷農園」の黒米おにぎり

毎回早い時間に完売する「小江戸南古谷農園」の黒米おにぎり

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 「U_PLACE(ユープレイス)」(川越市脇田本町)で4月30日、月例イベント「ファーマーズマーケット&お花のマーケット」が開かれ、家族連れなど大勢の人でにぎわった。

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 あいにくの雨天スタートとなったゴールデンウイーク。2日目の当日は、爽やかな初夏の陽気に恵まれた。来場者が早い時間に会場を訪れ目当ての店に直行したり、出店者と親しげに会話したりする様子などから、ユープレイスで開かれる毎月のイベントとして定着し、認知が高まっている。出店者同士の交流も盛んで、声を掛け合い互いの商品を購入する姿なども見られ、会場全体が終始和やかな雰囲気に包まれた。

 主催する「川越Farmer’s Market」イベント担当の石川さんは「ユープレイスでは毎月違ったテーマでマーケットを開いている。菓子や肉のイベントも人気だが、地元産の農産物をテーマにしたファーマーズマーケットの頻度が最も高い。買いに来る地元のリピーターも多く、『ユープレイスのイベントといえばファーマーズマーケット』と認識されるようになった。一般的な単一テーマのイベントとは違い、農産物を軸にフードやドリンク、パン、ワークショップなどの出店もあることで、さまざまな楽しみ方ができると好評」と話す。

 今回初出店の小野農園は、白・赤・紫色のダイコン3種類など、農薬や化学肥料を使わず育てた採れたて野菜を販売。それぞれの特徴やお勧めの食べ方が書かれた札を用意した。同イベント恒例となった赤一商店の「規格外ニンジン詰め放題」には多くの人が参加。連休中とあって、小さな子どもや若い父親なども楽しんだ。南古谷で代々続く米農家「小江戸南古谷農園」は、農薬、除草剤、化学肥料を使わず育てた黒米とマコモ茶を販売。毎回早い時間に完売する、黒米を使ったおにぎりとパウンドケーキを目当てに来る人も。

 石川さんは「今回初出店した小野農園は川越の人気農家で、その野菜が目的の来場者も多かった。初出店ブースは注目度が高いので、名前を広く知ってもらう良い機会。今後もさまざまな事業者に出店の場を提供したい」とも。

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