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川越に天然温泉の複合型日帰り温泉施設「小江戸温泉KASHIBA」

「小江戸温泉KASHIBA」の外観

「小江戸温泉KASHIBA」の外観

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 天然温泉の複合型日帰り温浴施設「小江戸温泉 KASHIBA」(川越市松郷)が11月9日、オープンした。江戸時代ににぎわった、新河岸川の始まりの地である「伊佐沼」と近接していることから、「河岸場(かしば)のように街に愛され、街の象徴になること」を願い命名したという。

小江戸温泉KASHIBA

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 同温泉は地下1500メートルから湧き出る天然温泉。加えて炭酸泉、電気風呂、シルク湯、露天風呂にはジェットバス、つぼ湯、寝湯、小さな子どもが入れる「こども湯」など9種の湯を用意している。

 岩盤浴エリアでは、4つの異なる石を使った岩盤浴室を用意。それぞれの岩盤浴室によって異なる効能を持ち、気分や体調に合わせて選ぶことができる。サウナエリアでは最大24人収納可能な大型のサウナを用意。オートロウリュウや、サウナから出て3歩の場所に設置した水風呂、屋内にサウナ後に体を休めることのできる「ととのい椅子」と、露天風呂脇に「ビーチチェア」も用意している。

 館内には広々とした畳の休憩スペースがあり、小さな部屋がいくつも重なった半個室のような「遊び心のある」空間になっている。その他にも、作業のできるインターネットコーナー、お土産ブース、マッサージコーナーなどを用意する。

 館内中央には和食をベースにしたレストラン「江戸の台所」を常設。川越は昔、商人の町として繁栄し「江戸の台所」と呼ばれたことから命名したという。地元で採れた旬の食材を生かした定食メニューをはじめ、開発会社が岐阜県にあることから、鶏肉をニンニクしょうゆダレにつけてキャベツと炒めた岐阜の郷土料理「けいちゃん」(単品=600円、定食=1,045円)など、さまざまな料理を用意。

 カフェ「十三里」は、「江戸の台所」の横に併設された、川越名物のサツマイモにフォーカスしたカフェ。江戸時代、川越から運ばれていたサツマイモは江戸の人々の焼き芋ブームを支えたといわれており、江戸から川越までの距離が十三里だったことと九里=栗をかけただじゃれで「九里よりうまい十三里」というキャッチフレーズがあったという。「さつまいもチップス」(500円)、「大学いも」(580円)、「焼き芋ブリュレ」(650円)などのサツマイモスイーツを取り扱う。

 会計は非接触で、機械にロッカーキーをかざすことで会計できる。退館も会計後のレシートのバーコードをかざしてゲートを通ることができるなど、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を意識しながら設備を取り入れている。

 営業時間は、温泉施設=9時~24時(札止めは23時30分)、岩盤浴=9時~23時、レストラン・カフェ=11時~22時。入浴料金は、中学生以上=平日750 円・土曜・日曜・祝日850円、4歳~小学生=400円、4歳未満=200円。岩盤浴とサウナは入浴料金で利用できる。小学生以下は、岩盤浴は利用できない。

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