川越で食の貧困格差体験会 東京国際大学学生団体が企画

東京国際大学学生団体「興~kou~」メンバー

東京国際大学学生団体「興~kou~」メンバー

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 川越市の文具店キムラヤ(川越市新富町2)で1月23日、食を通して世界の貧困を考える「ハンガーバンケット」の体験会が開かれる。主催は東京国際大学学生団体「興~kou~」。

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 ハンガーバンケットとは、貧困支援団体の国際協力NGOオックスファム・アメリカが考案した参加型ワークショップ。参加者は世界の人口の経済状況に応じて高所得層・中所得層・低所得層の役割にくじ引きで分けられ、それぞれの所得に応じた食事の質や量、食事を取る環境などを実際の食事で体験する。今回は提供する食事に川越の菓子を使用し、食事を通して世界の不公正、不平等を体感することにより、問題解決に向けて考えるきっかけを提供する。

 当日はハンガーバンケット体験後、世界の貧困について考えるディスカッションも行う。同団体による紅茶などのフェアトレード商品の販売も予定。

 同団体に所属する森田裕貴さんは「国際協力は難しいというイメージがあるかもしれないが、身近なところから始められるのだということを伝えられれば」と話す。「普段は学内で勉強会やワークショップを開催する活動が主なので、学外でこうしたイベントを開くのは初めて。多くの人に活動内容を伝えていきたいので、今後も川越市内でのイベントを積極的に開催していきたい」と意気込む。

 開催時間は11時30分~15時。参加費500円。参加申し込みはメール、またはFacebookページで受け付ける。

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