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川越・尚美学園大学生が手掛けた介護施設の壁紙アートお披露目

介護施設「あずみ苑」の玄関アートと渡邉さん

介護施設「あずみ苑」の玄関アートと渡邉さん

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 埼玉県北足立郡の介護施設「あずみ苑(えん)伊奈」(北足立郡伊奈町小室)で3月24日、川越市の尚美学園大学(川越市豊田町1)の学生が手掛けた壁紙アートがお披露目された。

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 壁紙アートを手掛けたのは同大学情報表現学科3年の渡邉真優さん。同施設を運営するレオパレス21が産学連携を目的に、同大学に「介護施設『あずみ苑伊奈』の壁紙アートコンテスト」を依頼した。同コンテストでは学生に介護施設にふさわしい壁紙デザインを依頼し、投票によって優秀者を選出。グランプリに選ばれた渡邉さんの作品は1年間、同施設の玄関ホールに「壁紙アート」として施工される。

 採用された作品「CoralReef」は、海の中で遊ぶ人魚やイルカなどがカラフルな色彩で描かれている。渡邉さんは「テーマの一つである『癒やし』を表現した」と話し、グランプリを受賞してから施工までの間、3回にわたって作品の修正を行ったという。「先生と一緒に施工時をイメージして修正を重ねていくと、奥行きや光の表現など、自分だけで描いていたのでは気付けないことに気付くことができてよかった」とも。

 施設職員や利用者が注目する中、壁紙アートを覆っていた幕が外されると、「きれい」「今までと印象がガラッと変わった」などと周囲から感嘆の声が上がった。「カラフルな色合いで海の中を表現したので、これを見て利用者の方やご家族が楽しい気分になってくれればうれしい」と渡邉さん。「グランプリを受賞した時はまだ自分の作品が壁紙アートに採用される実感が湧かなかったが、こうして今日施工された壁を見て、ようやく喜びや実感が湧いてきた」という。

 同大学情報表現学科准教授の岡本雄司さんは「こうして壁紙アートが立派に仕上がって私もうれしい。いろいろな方に作品を見てもらえることは学生の励みにもなり、同時に責任感を持って物事に取り組むことを学んでもらえる良いきっかけになった」と話す。同施設長の吉田徳史さんは「とてもインパクトのある壁紙アートなので、利用者の方にも今後利用してくださる方にも印象に残るものになると思う。今後もこのような取り組みを継続していきたい」と話す。

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