川越青年会議所は6月13日、川越市と川島町の児童を対象とした食農体験型ワークショップ「思いやりの心を育む~その手をつないで未来へ行こう~」を利根川農園(川越市野田町)で開催する。後援は川越市と川越市教育委員会。稲植え体験や地域で生産されている身近な「食材」を通して、子どもたちの思いやりの心を育むことを目的としている。
当日は、子どもから親に向けて結ぶ「おむすびワークショップ」や、地元生産者との田植え体験を行う。作り手の思いを知り、子ども自身が人とのつながりを認識し、そこから収穫された米で作る「おむすび」作りで自らが作り手となることで、生産者や普段食事を作ってくれる人を思う気持ちを深める狙いがあるという。
同会議所の小磯さんは「人と人を結ぶことから名付けられた『おむすび』を通じて子どもたちに思いやりの心を育んでほしい」と期待を込める。「イベントや行事が減っている中、子どもたちが実体験から学ぶ機会を提供できたことはとても幸い。人と人との触れ合いを通じ、子ども自ら現代の社会を生き抜くために大切なものを感じ取ってほしい」とも。
開催時間は10時~13時50分。小雨決行。参加無料。要事前申し込み。新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、検温・マスク着用・消毒の徹底・ソーシャルディスタンスの確保・パーテーションの設置を行う。