ワカバウォーク(鶴ヶ島市富士見1)中央広場で12月13日、県内の15店舗が出店する「彩の国マルシェ~Wakaba Walk style~」が開催される。
今回は、定期開催に向けたスタディマルシェとして位置付けている。埼玉県内と地域における食とカルチャーを発信する同マルシェ。NPO法人「彩の国地域活性化協会」が主催し、ヤオコー、新日本ビルサービス、ワカバウォーク専門店会が協力している。
同NPOの佐々木輝伸さんは「今回は、コロナ禍での対応のマルシェのあるべきスタイルを検証し、次年度からの多数出店を可能とする定期開催に向けてのスタイルを構築したい」と話す。
当日は、ブルーベリーや栗も農薬・除草剤不使用で栽培する「ファームFUMI」、醸造家が作る米?の天然酵母パン「クーロンヌ・ナチューレ」、JAS認定の有機野菜農家「石井農園」、自家製卵焼きほかドリンク「さんき」、自衛隊関連グッズを企画販売「KI工房」、創業100年超の老舗「関根桐材店」、全国のひょうたん工芸の草分け「ひょうたんアートクラブ」、おかあさんのおやつをイメージするパティスリー「パティスリーマム」、オーガニック野菜を集約的な事業として推進する農家「所沢農人」、菊芋ブームを呼んだ菊芋はしり生産者「おないさんち」、ペット専門の手作り洋服ブランド「Buddy’s house」、地元青年部の6次化産品と遊びを提案する「鶴ヶ島商工会青年」、「埼玉県川越比企農林振興センター」が出店する。
コロナ禍でのマルシェ開催の検証という目的もあるため、入場口と出口を設け、マスク着用の確認とアルコール消毒の実施、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」への加入またはLINEでの埼玉県・新型コロナ対策パーソナルサポートへの協力を呼び掛ける。同アプリに加入した人にはリストバンドを配布して、何度でも入場可能とする。
佐々木さんは「コロナ禍の規制された中でも経済的活動が続けられるよう、お客さまや出店者の双方の協力の下、楽しめるマルシェをクリエートしていく」と話す。
開催時間は10時~15時。売り切れ次第終了。小雨決行、荒天中止。