ウェスタ川越(川越市新宿町)が開業5周年を記念して、ペーパークラフトを使ったコンテストを開催する。
同施設は、コロナ禍でイベントや公演ができない中、「ウェスタ川越を忘れてほしくない」という思いで大ホールのペーパークラフトを制作。SNSやウェブサイトを通じた非接触型のにぎわいをつくり出そうと、5周年記念事業として、このペーパークラフトを使ったコンテストを企画した。
ウェスタ川越・県施設長の清水いずみさんは「ペーパークラフトを通じて立体的に見てもらうことで、新たな発見をしてほしい。さらに、皆さんお気に入りの座席や座ってみたい場所を見つけ、ウェスタ川越の公演が再開したときにまた足を運んでいただければ」と話す。
大ホールの客席には1階席~3階席から成る複雑な構造で、16カ所もの入り口があり、来場者からは分かりにくいという声も多いという。一方、3階席にもかかわらずステージの近くから鑑賞できる「穴場席」もあるという。
清水さんは「自らが演じる姿を再現しても良いし、想像にまかせて飾るのも面白い。家族や仲間同士での合作も楽しめる。これまで施設を訪れたことがない方でも、ペーパークラフトを組み立て、自由な発想でデコレーションすることで、ウェスタ川越の大ホールをより身近に感じていただけるのでは」と期待を寄せる。
「秋の夜長に、ぜひウェスタ川越大ホールのペーパークラフトを作ってみてほしい。SNSやメールで簡単に応募できるこのコンテストでは、入賞者にアマゾンのギフト券を贈る。個性をぶつけてもよし、写真の美しさにこだわってもよし。思い思いのデコレーションを楽しんで、多くの方に応募いただきたい」とも。
ペーパークラフトは同施設1階の総合案内で受け取れるほか、ホームページからダウンロードできる。
作品応募は11月15日まで。結果発表は同22日。