川越に8月1日、「まぜそば専門店ゆう」（埼玉県川越市中原町）がオープンした。

幼なじみで目標の店を構えた鈴木さんと真野さん

　共同店主の鈴木湧大さんと真野祐輔さんは店を構える以前、有名ラーメン店で修業しながら、メニューには無かった「まぜそば」の研究を独自に行ってきたという。

　間借り営業の形で、ランチのみの営業でスタートを切った鈴木さんと真野さん。「まぜそばといえば『まぜそば専門店ゆう』と言われる店」を目指し、自分たちだけの店で看板を掲げ、夜の営業もできるようになることを次の目標に掲げる。

　客層は子ども連れの家族や高校生、ブログなどで情報を発信しているラーメン通など幅広く、最大6人が座れるテーブル席2卓とカウンター4席で柔軟に対応している。

　「できる限り自分たちで作りたい」という思いから、調味料の一味やラー油などは自家製のものを用意。利用客とのコミュニケーションを積極的に取り、ニーズに合わせた調味料やトッピングを用意することでリピーターを飽きさせない工夫を施す。

　鈴木さんと真野さんは「2人の店を出す目標を達成できたので、今後は一人一人のお客さまの満足度の向上にまい進する。味はもちろん、接客にも力を入れて頑張っている。こだわり抜いた一杯をぜひ一度、食べていただければ」と自信を見せる。

　野球少年だった2人は、小学生時代にリトルリーグで出会い中学のクラブチームでチームメイトに。以来、互いに切磋琢磨（せっさたくま）し、現在は「まぜそば」に情熱を注いでいる。

　メニューは、特製まぜそば（温玉あり＝800円、温玉無し＝750円）、チャーシュー丼（500円）、ミニチャーシュー丼（350円）。

　営業時間は11時30分～15時（平日は11時～14時30分）。火曜・木曜定休。