川越市霞ヶ関にある角栄商店街に7月4日、雑貨店・レコード店・カフェから成る複合型店舗「amist(アミスト)」(川越市霞ヶ関北)がオープンした。
同商店街ではシャッターを下ろす店が増える中、商店街の活性化のために「自分たちも何か力になれないか」と始めた店舗計画が実現した。川越市外からも足を運んでもらえる店を目指し、商店街のブランド化へ協力していくという。
他にはない店づくりのため、陶器や雑貨、音楽CD・レコードの販売とコーヒーショップを融合。「おしゃれな作家の陶器でコーヒーを飲みながら、レコードを自分で選んでセットして店内で流せる」ようになっている。
陶器類は関東近郊の作家の元へ直接出向いて買い付け交渉を行い、人気作家だけでなく、今後が期待される作家の作品を販売する。
CDやレコードは「優しくおしゃれな音楽」を中心に取り扱い、「女性でもレコードに触れていただき、女性が入りやすいレコード店としても楽しんでほしい」と店長の安井さんは話す。
店の改装ではDIYに挑戦した。「店内の壁の塗装を、不動産屋に反対されながらも思い切ってやってしまった」とほほ笑む。「看板はまだできていない。やらないといけないのは分かっているのですが…のんびりやろうと思っている」とも。
営業時間は10時~16時(土曜・日曜は17時まで)。