川越オフロードビレッジ(川越市中老袋)で3月20日~22日、車内からスクリーンで上映される映画を鑑賞する「ドライブインシアター」が開かれる。主催は「ドライブインシアターをつくる会」。
同団体は2019年夏、日本でのドライブインシアターの普及を目的に結成。第1回を昨年10月、第2回を12月に開き、今回で3回目を迎える。12月の開催では60人を動員している。
新型コロナウイルスの影響で多くの人が外出を控える中、車から映画を見るドライブインシアターであれば感染リスクが比較的少ないのではと、急きょ企画したという。
当日は500インチのスクリーンで映画を上映。上映作品は、「ハロウィン」(1978年)、「ニューヨーク 1997」(1981年)、「遊星からの物体X」(1982年)のジョン・カーペンター監督がサブリミナルによる姿なき侵略を描いた「ゼイリブ」(1988年)。
ほかに、全国一斉休校要請でなかなか外出できない子どもたちも楽しめるイベントにしたいという思いから、「トムとジェリー」などの昔の短編アニメ映画も上映する予定。
同団体代表の柿沼さんは「親子で安心して楽しい時間を過ごしてもらいたい。ぜひ来場を」と呼び掛ける。
3日間共16時開場。18時上映開始。21時終了予定。料金は映画2本立てで、大人=1,500円、中高生=1,000円、小学生=500円。雨天や強風の場合は中止または延期。飲酒での入場、アルコール類の持ち込みは一切禁止。音声はカーステレオのFM受信機を使って視聴する。受信機がない車の場合、ラジオなどの機器を持参。