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埼玉が舞台の映画「サクラ咲く」、川越で上映へ 観覧者全員にマスク配布

上映会場となるレンタルホール「スペース・セブン」(川越駅前アトレマルヒロ内)

上映会場となるレンタルホール「スペース・セブン」(川越駅前アトレマルヒロ内)

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 川越駅前アトレマルヒロ(川越市脇田町)にあるレンタルホール「スペース・セブン」で3月29日、埼玉の魅力再発見映画「サクラ咲く」が上映される。

映画「サクラ咲く」

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 同作品は、歌手になることを夢見る少女「さくら」が大人になり、さまざまな困難や苦しみに立ち向かいながら紅白出場を目指して活動していたところ、大手レコード会社からメジャーデビューの話が舞い込む。上京当日、「さくら」の何気なく発した一言がSNSで拡散し、全てが白紙になったと告げられる。途方に暮れるが、地域の人たちに支えられ、大切なことに気付き、人間的にも成長していく。「郷土愛」「友情」がテーマの作品。

 地元の芸能プロダクションK・K TOWN(ケイ・ケイ タウン)が製作した。主演は同プロ所属のタオンさん。タオンさんは歌手として活動する一方、複数のケーブルテレビでMCを担当するほか、「ご当地ソング100曲制作宣言」をするなど活動の幅を広げている。

 同プロ代表でエグゼクティブ・プロデューサーの加藤貴博さんは「約8カ月に及ぶ撮影だったが、川越をはじめ狭山、所沢、本庄、熊谷など多くの場所でロケができた」と振り返る。「二代目蝦夷での撮影では、フードファイターのMAX鈴木さんやラスカル新井さんらが出演してくれてありがたかった」とも。

 初上映は上里町で1月11日に行った。加藤さんは「大野元裕埼玉県知事からのメッセージが読み上げられたとき感動で胸がいっぱいになった。数日後、主演を務めたタオンらと大野知事を表敬訪問できて最高だった」と振り返る。

 主人公「さくら」を演じるタオンさんは「歌うことと同じくらい演技にも興味があった。昨年12月に主演の話を頂いたときはうれしさと不安でいっぱいだったが、周囲の人たちが支えてくれた。食べたり、走ったり、山に登ったり、泣いたり笑ったり、それぞれのシーンが思い出深い」と話す。「川越でもいろいろなシーンを撮影した。知っている場所を探しながら見てほしい」とも。

 当日、上映前にタオンさんをはじめ、出演しているフジップリンさんや柳田健一さんらの舞台あいさつを予定。上映は18時45分からで、上映終了後ミニライブを行い、劇中歌の中から「GO!GOポルコ~令和を駆け抜ける」「桜」「あなたへの手紙」の3曲を披露する。

 18時15分開場。観覧無料。予約は「タオンオフィシャルウェブサイト」で受け付ける。観覧希望者には新型コロナ感染拡大防止の観点からマスクを当日無料配布する予定。

※新型コロナウイルス感染拡大のため、映画上映は延期(日時は未定)となる。

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