ウェスタ川越(川越市新宿町1)で3月1日、「第7回医療介護フォーラム」が開かれる。主催は「コミュニティケアネットワークかわごえ」と川越市。
「コミュニティケアネットワークかわごえ」は、「地域包括ケアシステム」推進を目的として川越市と川越市医師会が中心となって立ち上げた、計24から成る団体。地域包括ケアシステムとは、超高齢化社会が進む現代において、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられることを目的とした、医療と介護サービスの一体的な体制づくりのこと。
当日は13時から、講演会を実施。第1部は、元NHKアナウンサーの堀尾正明さんによる「いつまでも輝き続けるために」。高齢化社会における地域活性化やライフプランについて講演する。第2部は福祉財団の岡野貴代さんによる「地域(再)デビュー、元気に暮らすために」。地域助け合いの仕組みづくりや活動などを紹介する。
併せて、医療と介護の専門家による相談&体験コーナーも開設。医療系コーナーでは、人生会議・薬・認知症・食生活などの相談や、耳年齢・体力・ロコモ度などを測定・体験。医師や歯科医師、薬剤師、理学療法士、栄養士などのエキスパートが担当する。介護系コーナーでは、定期巡回・訪問介護などの説明会、リハビリ・介護施設・介護保険などの相談、デイサービスや老人ホームの紹介などを実施。介護支援・施設の専門家が対応する。
イベント担当者は「講演会では、私たちが元気であり続けるためのヒントを講演いただく。相談・体験コーナーでは医療・介護の専門家が各種相談を受ける。認知症の方やその家族、地域住民などが、カフェのようにお茶などを飲みながら気軽に参加できる『オレンジカフェ』の体験コーナーも用意している。誘い合わせて来場いただければ」と話す。
開催時間は、講演会=13時~15時、相談&体験コーナー=11時30分~12時30分、15時~16時30分。手話通訳希望者は20日までに申し込む。
※諸事情により中止となりました。(2月21日発表)