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川越・最明寺で「寺リトリート」 座禅とヨガで瞑想体験

イベントの様子

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 川越の揺光山最明寺(川越市小ヶ谷町)で12月22日・23日、「寺で癒やしの瞑想(めいそう)体験ツアー・寺リトリート」が開かれた。

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 「インド留学した僧侶の座禅(ざぜん)指導と日印ハーフのミス・ワールド2017準ミスによるヨガとアーユルヴェーダ体験」と題した同イベント。座禅やヨガで疲れた体を癒やすことを目的としている。「リトリート(retreat)」は英語で「退却」「後退」の意味。ヨガは、ストレスが少ない環境でゆっくり過ごし、瞑想することで自分だけの時間に浸る。自分自身を見つめ直すという意味があるという。インドやスリランカでは医療療法の一環としても取り入れられている。

 当日は6人の参加者が本堂でのヨガや座禅を体験。適度な運動を行い、奈良時代に仏教医学として日本に伝来したアーユルヴェーダの食事で心身ともに栄養と健康を意識する時間を過ごした。

 座禅の指導は同寺副住職の千田明寛さん。日本仏教の総本山・比叡山延暦寺で修行した後に本山開教使として本場の仏教を学びにインドへ1年間の留学を経験。

 ヨガとアーユルヴェーダの指導は篠田るみさんが務めた。篠田さんは「ミス・ワールド2017日本大会」で準グランプリ、「Miss Globalcity 2018」日本代表。インドでヨガインストラクターとアーユルヴェーダのアドバイザーの資格を取得。埼玉県小川町のアンバサダーも務めている。

 千田さんは「今回は少人数ということもあり、密度の濃い学びになった。川越ではなかなか食べることができないアーユルヴェーダの料理も楽しんだ。ストレスが多い現代社会だからこそ、寺という非日常的な空間で癒やしを体験してほしい。今後は一日完結型で継続しての開催を目指している」と話す。

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